年末なので、当方が今年見に行った345(昨年に比べるとだいぶ減ってしまいましたが……)の展覧会の中から個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。・「没後30年 木下佳通代」展(2024.5.25〜8.18、大阪中之島美術館) 詳細はこちら…
年末なので、当方が今年見に行った463の展覧会の中から個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・「ラテンアメリカの民衆芸術」展(2023.3.9〜5.30、国立民族学博物館) タイトルが如実に示しているように、ラテンアメリカ=中南…
年末なので、当方が今年見に行った484の展覧会の中から、個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・「ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」展(2022.1.22〜3.13、愛知県立美術館) …
View this post on Instagram A post shared by Rina Matsudaira 松平莉奈 (@matsudairarina) www.instagram.com 森ノ宮にある大阪カテドラル聖マリア大聖堂(以下、玉造教会)で2月5〜7日の三日間だけ開催された松平莉奈女史の新作《聖母子》の展覧会を見て…
年末なので、当方が今年見に行った402の展覧会の中から、個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・HUB IBARAKI ART PROJECT 2021作品発表 黒田健太「今、ここで、立ち尽くすために -now, here, nowhere-」(2021.9.26 茨木市福…
金沢21世紀美術館では2021.10.16〜2022.3.13の会期で〈フェミニズム〉をテーマにした二つの企画展「フェミニズムズ」展と「ぎこちない会話への対応策 第三波フェミニズムの視点で」展(以下「ぎこちない会話」展)が同時に開催されています。どちらもグルー…
Yoshimi Artsとthe three konohanaで10月9日〜31日に開催の「2つの時代の平面・絵画表現 泉茂と6名の現代作家」展を見てきました。戦後長く大阪の近現代美術において重きをなしたことで知られる画家泉茂(1922〜95)を軸に、両ギャラリーが選んだ6人の若手〜…
黒田健太(1995〜)氏が選定作家となった今年のHUB IBARAKI ART PROJECT(以下HUB IBARAKI)。そのメイン企画である舞台公演 《now, here, nowhere 今、ここで、立ち尽くすために》(以下《今、ここで、立ち尽くすために》)が2021年9月26日に茨木市福祉文化…
View this post on Instagram A post shared by jnashutai (@jnashutai) www.instagram.com 西天満にあるOギャラリーeyesで4月12日〜24日に開催の中小路萌美「境界のかたち」展を見てきました。関西や東海地方を中心に精力的に活動している中小路萌美(1988…
年末なので、当方が今年見に行った402(コロナ禍のせいで昨年から比べるとかなり減りましたが……)の展覧会の中から、個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展(6.4〜10.11 国立国際美術館) ベ…
www.instagram.com 新長田にあるcity gallery 2320で9月12〜27日に開催されたズガ・コーサクとクリ・エイト 二人展を見てきました。2009年に結成された謎の二人組ユニットなズガ・コーサクとクリ・エイト*1の新作個展。二人はこれまで主に神戸市やその周辺で…
www.instagram.com 花見小路沿いにある祇をん小西( https://gionkonishi.com/ )で9月19〜27日に開催の加賀城健展を見てきました。加賀城健(1974〜)氏は1990年代から関西で染色作品を作り続け、近年は金沢に拠点を移して活動していますが、今回はそんな加…
www.instagram.com 昨年あたりからでしょうか、この時期のギャラリーマロニエではa.k.a.京都造形芸術大学の学生──とりわけ、半年後に卒展を控えている4回生──の個展が開催されるようになっていますが、今年も3フロアで3人の個展がそれぞれ開催されていまし…
okanart.jp 京都市立芸術大学ギャラリー@ KCUAで8月8日〜30日に開催の「おかんアートと現代アートをいっしょに展示する企画展」を見てきました。主に神戸市を中心に活動している「下町レトロに首ったけの会」の企画による展覧会。〈おかんアート〉とはおそ…
www.instagram.com galerie 16で8月18日〜29日に開催の岸田良子「TARTANS」展を見てきました。1970年代から現在に至るまで折々で作風を転換させつつ活動を続けている岸田良子女史ですが、2010年からは同じ「TARTANS」というタイトルで個展を続けており、今回…
www.instagram.com 千本三条にある京都場で開催中の関本幸治「光をまげてやる」展(http://kyoto-ba.jp/exhibition/koji-sekimoto-bend-light/)を見てきました。関本幸治(1969〜)氏はキヤノン写真新世紀で佳作を受賞したことがあるなど、写真家として一定…
www.instagram.com アトリエ三月で7月31日〜8月11日に開催された木村友南「インターネット葬」展を見てきました。透明アクリルを素材として用いた作品でたまにSNS上でバズることがある──とりわけ、「エビデンス」とあしらわれたアクリル製メリケンサックとい…
www.instagram.com KUNST ARZTで8月1日〜9日に開催の大石茉莉香「ラクリモーサ」展を見てきました。以前の同所での個展では花の写真をフォト用紙の裏面にプリントアウトし、定期的に水をかけることで洗い流すという作品を出展していた大石女史ですが、今回は…
西天満にあるOギャラリーeyesで7月13〜18日に開催の今道由教展を見てきました。今道由教(1967〜)氏は1990年代から作家活動を続けていますが、近年は天神祭(今年は中止になりましたが……)の時期にこのOギャラリーeyesで個展を行なうことがなかば恒例化して…
https://www.youtube.com/watch?v=XHK_yajCwAo&feature=youtu.be 今年に入ってから全世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響によって、人が集まることでクラスター感染源となる可能性が高いことから、国や地方自治体による緊急事態宣言の発令に…
臨時休廊中ですが、素晴らしい作家、作品を随時ご紹介して本日で56日目、最終日です。本日は、6月2日に亡くなられた谷新氏に執筆して頂いた「遠藤利克展」の1993年と1986年の案内状です。まだまだご紹介し切れていないので、この続きはいつかまた。明日から…
臨時休廊中ですが、素晴らしい作家、作品を随時ご紹介して本日で56日目、最終日です。本日は、6月2日に亡くなられた谷新氏に執筆して頂いた「遠藤利克展」の1993年と1986年の案内状です。まだまだご紹介し切れていないので、この続きはいつかまた。明日から…
KUNST ARZTで5月22〜31日に開催された「天覧美術」展。出展作家は岡本光博氏(兼キュレーター)、木村了子女史、小泉明郎氏、鴫剛氏、藤井健仁氏の五名。KUNST ARZTはこれまで「フクシマ美術」や「ウォーホル美術」など「〇〇美術」というタイトルでのグルー…
大津市にある2kw galleryで2月1日〜23日の日程で開催の明楽和記「絵画」展。関西を中心にコンスタントに活動し続けている明楽和記(1988〜)氏の個展で、川口市立アートギャラリー・アトリアの学芸員である三井知行氏がキュレーションを行なっております。 …
左京区浄土寺にあるFINCH ARTSで昨年12月20日〜今年1月19日に開催の本山ゆかり「称号のはなし」展。ここ数年、京都を中心に個展やグループ展を精力的に続けている本山ゆかり(1992〜)女史の、同ギャラリーでは初めてとなる個展。 本山女史といいますと、透…
www.instagram.com いささか旧聞に属する話ですが、CASで昨年12月14〜28日に開催された川村元紀「プランクトン」展は、川村氏の関西では初めてとなる個展でした。金沢美術工芸大学を卒業後、主にインスタレーション作品を中心に制作活動を続けておりまして、…
www.instagram.com 昨夜は展覧会めぐりのあと、大阪天満宮の近くにあるサロンモザイクで開催された「サロンモザイクのトークサロンvol.00」に。西天満にあるギャラリーgekilin.のオーナー飯野マサリ氏と美術家の中島麦氏が(いささか唐突に)始めた新企画。…
Yoshimi Artsでは開廊以来、企画展の合間に「Insight」という展覧会を開催しています。最初期はギャラリー所蔵の(主に取扱作家の小品を中心とした)作品を並べていて、他のギャラリーにおける常設展にあたるものとなっていましたが、ここ最近は単なる常設展…
www.instagram.com ギャラリーモーニングで11月26日〜12月8日に開催の中村潤[なかむら めぐ]「さて」展。日程が上手く合ったので、仕事の合間をぬって初日に拝見することができました。糸や紙を素材にした立体/オブジェ作品で以前から活動している中村潤…
www.instagram.com 仕事が休みだったので、アトリエ三月で11月22日から始まった村田奈生子展に初日にうかがうことができました。昨年のUNKNOWN/ASIAで(アトリエ三月を運営している)原康浩氏が個人賞を授賞した作家で、今回の個展はその副賞として開催され…